今日は岸和田少年サポートセンターの職員さんが来られて、5年生を対象に非行防止・犯罪被害防止教室をしてくださいました。
はじめは力の暴力、言葉の暴力に並ぶ文字の暴力についてのお話でした。
心ないSNSへの書き込みで傷つく人がいるということ、何気ない書き込みが拡散してしまって取り返しのつかないようになってしまうことなどの怖さについて、実例を挙げてお話してくださいました。
送信ボタンを押す前に「心のブレーキ」をかけてくださいというお話でした。
次に「万引き」について、ペープサートでお話しいただきました。 万引きは窃盗という泥棒行為で、値段に関わらず犯罪であるということ、万引きをしたらお店の人は困るし家族は悲しむ、もし成功してしまったら、もっと大きな犯罪に手を染めてしまうことになるというお話でした。万引きは見張りをしているだけでも共犯になります。
誘われたらどのように断るかを、5年生の有志が実演してくれました。
最後は不審者に気をつけましょうというお話でした。
不審者は怪しい服装をしているわけではなく、むしろ優しく近づいてくる。
よく相手を見て、距離を取って、危ないと思ったらすぐ逃げましょうということでした。
「断る勇気」「強い心」が今日のお話のキーワードでしたが、いろいろな場面で必要なことですね。
非行行為をしてしまわないよう、犯罪に巻き込まれないよう、しっかり考えて判断して、いやなものは嫌ときちんと伝える術を身につけてほしいと思います。
まさに本校が大切にしている思考力判断力表現力がこういうところでも活かされてくるのですね。