今日は5年生が、地域の方やJAのご協力のもと田植えに行きました。
水がはられたばかりの田んぼは初夏のにおいがします。
はじめに田んぼに足を踏みいれるクラスの人たちは、さすがに少し勇気がいったようで、恐るおそる入っていました。
田の中に、何やら動く虫の影にいちいち大きい声を出していました。
はだしで田んぼに入ったというだけで貴重な体験です。
前のクラスのようすを見ていた次のクラスの人たちは、大胆に田んぼに足を踏み入れてきました。
苗の根元をもって、泥の中にグイっとねじ込んでいきます。
学校に帰った5年生に感想を聞いてみると
「大切な稲を使って、私たちに田植えをさせてくれて嬉しかったです」
「田にはいろんな生き物がすんでいて、そのおかげでいい土になって、おいしいお米が食べられるのだなぁと思いました」
「一つひとつ手で植えて、昔の人はこうやってお米を育ててきたのだと知りました。昔の人はすごいと思います」
と高学年らしい感想を話してくれました。
田植えのあとには、田植え機で田植えをする様子を見せていただきました。「あんな機械があるなんて知りませんでした。初めて見ました。現代スゲー」
という感想も聞かれました。
「いつも食べているお米が、このように育てられていることがわかって、いい体験ができてよかったです」
「お米を大切に食べたいと思いました」
さすが5年生、突然のインタビューに、これだけさまざまな視点で感想が言えるなんてすばらしいですね。
みんなが植えた苗が、どのように立派な稲に育っていくのか楽しみです。
給食のかたづけをしている時間、3年生がタマムシを見つけたと持ってきてくれました。
とてもきれいに輝くタマムシです。「初めて見た」という人もいました。