2021年10月30日土曜日

20211030 令和3年度南池田小学校 運動会

今日はぬけるような青空のもと、運動会を行いました。

3部に分けて、1家庭2名の制限をかけさせていただいての実施でした。

第1部は3年生と5年生の部です。 はじめの挨拶も競技の紹介も子どもたちで行います。

はじめに3年生の『80m全力疾走!!!』です。

3年生ともなるとスタートの構え方もずいぶん力強く感じます。

5年生は『100m走』です。ゴールテープは3年生がもってくれました。

3年生の団体競技は『全速力!協力!勝ちぬけ!カラー綱引き2021』です。

最後の1本の綱の引き合いには力が入りました。

5年生の団体競技は『moving TAMAIRE』でした。

カゴが途中から動き始めます。おもしろい競技でした。

さいごは南池田小学校らしく、ふりかえりをして終わりました。

第2部は2年生と4年生の部です。

2年生の「かけっこ」から始まりました。何着になっても2年生は楽しそうですね。

続いて2年の『大玉ころがし』です。

競技の前には『鬼滅の刃』をテーマにパフォーマンスが見られました。

教室ではリモート観戦をしています。こんなことができる時代になるとは思いもよらなかったなぁ。

4年生の団体競技『大玉運び』です。

気が急いているなか棒を使って大玉を運ぶのは難しいけど楽しめました。

2年生が競技の紹介をしてくれました。
第2部の最後は4年生の『80m走』です。力いっぱいゴールテープを切りました。
2年生と4年生も最後に感想を言って終わりました。
第3部は1年生と6年生の部です。

1年生の『かけっこ よーいドン』からスタートです。

ゴールでは6年生が待ってくれていて待機場所に連れて行ってくれます。

6年生の100m走『未来に向かって「LAST☆RUN」です。

6年生の全力疾走は迫力満点でした。

1年生の団体競技は『にっこにこたまいれ』です。

競技の紹介は6年生の実行委員さんがしてくれました。

はじめにチェッチェッコリを踊って玉入れを始めます。

1年生の踊りはかわいいなぁ。

6年生も立ち上がって一緒におどっていました。

入った球を数えるとき、校舎のほうからも数える声が聞こえてきました。

6年生の団体競技『6年生で地球を回そう』です。

例年の運動会で全校たてわり競技として取り組んできた『地球を回そう』を6年生で行いました。

思い出の競技を最後の運動会で取り組んでくれました。

運動会が終わって、6年生が集合写真を撮っていました。

青空を背景に、みんな笑顔で並んでいるようすを見ると、何やら心がジーンとしました。

6年生にとっては最後の運動会、全力で声をかけあい励まし合ってよくがんばりました。


みんな、今日は楽しかったね。がんばったね。
おうちの人と今日の運動会のお話をたくさんして、ゆっくり休んでくださいね。

20211030 本日、運動会開催します

快晴です。
本日、運動会を開催します。
感染症対策を守り、子どもたちの活躍に温かい応援をよろしくお願いいたします。

2021年10月29日金曜日

20211029 美しく整備された運動場に、明日への期待が膨らみます

今日は赤い羽根募金の最終日でした。

4日間の合計金額は21,639円でした。みなさんご協力ありがとうございました。

明日はいよいよ運動会です。

1年生が「うんどうかいのめあて」について話し合っていました。

よく考えて書くことができましたね。

20分休み。

5年生がゴールテープの練習をしていました。

うんていに集まるおサルさんたち(誉め言葉です)。

このところ毎日「うんてい手伝って」と声がかかります。

今日は6年生にも「逆上がりを教えてください」とお願いされました。

校庭のアラカシの木にはどんぐりがたわわになっています。

どんぐりの季節がやってきたぞ。

5年生の外国語の授業です。

「Go straight」「Turn right」などの言葉を使って道案内をしているところです。

「ちょっと前に出て、右を見て」といった細かい表現もできていてすごいなぁと感心しました。

今日は3年生と5年生が合同で練習しました。

子どもたちが進行したり下級生の人たちが大きい学年の準備をしたりと、高学年だけが係として活躍するいつもの運動会とは違うアットホーム感を、明日の運動会では楽しんでいただけたらと思います。

給食室には大きなテルテル坊主が現れました。

「運動会、天気にな~れ!」と好天を願ってくれています。

放課後には先生たちで準備をしました。

とても美しく整備された運動場に、明日への期待が膨らみます。

2021年10月28日木曜日

20211028 運動会が間近になってきました

運動会が間近になってきました。

今日の1時間目は、6年生と1年生が合同で練習をしていました。

アナウンスや音楽も入れての練習で、明後日の本番がとても楽しみになってきました。

午後は4年生が槇尾川に観察に行きました。

短い時間でしたが、魚やエビ、さまざまな昆虫を見つけることができました。

「川の深さは深くないと思いました」

「大和川より水がきれいだと思いました」

などのふりかえりが聞かれました。

6時間目は図工をしている教室が多かったです。

5年生は国語で学習した『注文の多い料理店』を木版画で表現しています。

4年生は『未来のまち』というテーマで描いているそうです。
3年生は『不思議な乗り物』

2年生のこの教室では生活科でお世話をしている秋の生き物の絵を描いています。

実際の生き物をよく見て描いていました。

それぞれの学年の作品の完成が楽しみです。

2021年10月27日水曜日

20211027 谷山池の伝説

昨年の10月7日の放送朝礼で『光明皇后伝説』のお話をしてブログにも載せましたが、今日の放送朝礼では『谷山池の伝説』についてお話をしました。

光明皇后伝説と同じく南池田小学校のみんなには知っておいてほしいお話なので、今回もブログに残しておこうと思います。

南池田小学校の南に「谷山池」という池があることを知っていますか。

リサイクル公園から青葉台のほうを見たときに見える大きな池です。

この池は自然にできた池ではなくて、700年前の鎌倉時代に俊乗坊重源というお坊さんの働きで作られた池なのです。

奈良の東大寺に奈良時代に作られた大仏があるのですが、この大仏殿が平安時代の末期に火事で焼けてしまいました。

この大仏殿を作り直すために、日本中を歩いてお米やお金の寄付を集めたり、中国に3回も行って当時としては最先端の技術を学んだりしたお坊さんが、この俊乗坊重源さんなのです。

重源さんは全国を回っている中でも、地方の困っている人を救ったり、作物が取れなくて困っている農民を助けたりしていました。

この和泉の国を訪れたときも、今の桑原町観音寺町和田町あたりの土地が夏になると水が足りなくなり田畑が荒れてしまうことを哀れに思い、ため池を作って農業のできる良い土地にしてやろうと、納花町の谷をせき止めて谷山池を作ることにしたのです。

そこで、重源さんは工事用の道具を作る鍛冶屋を四国の讃岐の国(今の香川県)から呼び寄せました。

讃岐地方も雨が少なくお米がとれないことが多いところなので、ため池がたくさんあります。

重源さんはこの讃岐地方に行ったときに、大仏殿を建て直すために集めたお米やお金を分け与えて救ったことがありましたので、讃岐の人たちは「重源さんに恩返しがしたい」と大勢でこの和泉の国まで工事を手伝いに来てくれて、立派な谷山池ができました。

そのおかげで、池の水をひく村々が、日照りの続く夏でも水の心配がなくお米を作ることができるようになったのです。

村人はありがたい重源の姿を石に刻んで重源堂という祠を作り、池のほとりに祀っていました。

今はこの重源堂はリサイクル公園に移されて、谷山池を見守っています。

この時に讃岐からやってきた鍛冶屋さんたちが住んでいた村が、鍛冶屋村となり、今の鍛治屋町になっています。

鍛治屋町に讃岐さんという名字のおうちが多いのは、こういう歴史があったためなのです。

谷山池を作るためにたくさんの鉄が作られましたが、鉄のもとになる真っ黒な鉄鉱石が槇尾川をはさんだとなりの村で採れたそうです。

黒い石が採れるその村は黒石村と呼ばれるようになりました。黒石町の七つ池はその石を掘ったときの名残なのだそうです。

谷山池に関する伝説がもう一つあります。

これは、平成16年に校長先生が讃岐さんの本家の人に直接聞いた話でどの本にも載っていないお話です。

谷山池の水利権といって、池の水を使う権利は実際に谷山池の水を田んぼにひく村がもっていたのですが、谷山池の水をふだん堰き止めている水門を開くのは、代々讃岐さんの本家の役目だったそうです。

水をせき止めている板のことを「樋」といいます。

讃岐の本家以外の人が樋を抜くと、谷山池から竜が出てくるという言い伝えがあって、「谷山池の樋を抜いていいのは讃岐さんだけ」というルールは長いあいだ固く守られていたのだそうです。


時代が進んで、池の管理を役場(今の市役所)がすることになりました。

当然、水の出し入れも役場のお役人がすることになりましたが、鍛冶屋村の人たちは「讃岐と関係のない人が樋を抜いたりしたら竜が出る」と大反対したそうです。

「そんな汽車が東京まで走る時代に、竜だなんてばかばかしい」と役場はその反対の声には耳を貸さず、 谷山池の樋を「えいや」と抜いてしまったのです。
  すると、 谷山池の周りの草むらから、何百匹、何千匹かもわからないくらいたくさんのヘビが、あらわれたのだそうです。

竜は出ませんでしたが、伝説はあながちデタラメではなかったということですね。

鍛治屋町には他にも伝説があるのですが、今日はここまでにします。


南池田は1300年以上前から村があるたいへん歴史のある地域ですので、国分町や鍛治屋町だけでなく、いろんな町にいろんな言い伝えがあります。

ぜひ総合的な学習などでも調べてみるといいと思います。 これで校長先生のお話を終わります。

これらのお話は、私が南池田小学校で6年生の担任をしていた平成16年ごろ、総合的な学習の時間に村の方々から子どもたちと聞き集めたものなので、史実とは違うところがあるかも知れませんが、伝説として受け止めていただけたらと思います。

こういうお話を、歴史の専門家ではなく、普通の村のおばあさんやおじさんが教えてくれるこの南池田の校区を私はとてもステキだと思います。

ぜひ語り継いでいきたいなと思っているのです。

11月22日 高学年人権学習会

今日の3時間目に体育館で人権学習会があり、4年生~6年生が講師の先生のお話を聞きました。ご病気で障がいを持つようになった時の事や普段の生活、そして今やっておられるスポーツの事などお話しいただきました。最後に今やっておられる競技で受賞された盾やメダルも見せていただきました。 感想や...