児童朝礼では、ラグビーワールドカップの話題から、ノーサイドのおはなしをしました。
試合が終われば敵味方の区別なく、勝っても負けてもお互いのがんばりをたたえあう精神がノーサイドという言葉には込められています。
ラグビーだけじゃなくバレーボールのワールドカップも続いています。体の大きい外国の選手にあきらめず、粘り強く、立ち向かっていく姿はぜひみんなにも見てほしいと思っています。
ずいぶんと秋めいてきて、スポーツだけでなく、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋といろいろな言葉がありますが、秋は天気もさわやかで、何をするにも一生懸命取り組むのに適した季節です。
5年の林間学校、6年の修学旅行をはじめ、ほかの学年でもさまざまな学校行事や、学習が行われています。
いろいろな体験を通して、仲間との絆を深め、新しい知識や経験を身につけて、「成長の秋」にしてほしいと話しました。
科学展と読書感想文コンクールの表彰も行いました。
表彰された人は本日配付の学校だより『くすのき』をご覧ください。
共田先生からは、グリーンベルトの意味についてお話がありました。
自分の身を守り安全に家に帰ることができるようにグリーンベルトがあるのだよというお話でした。
さて5時間目は3年1組で道徳の研究授業がありました。
教材は『窓ガラスと魚』という、主人公千一郎が友達の文助とキャッチボールをしている際に、誤ってよその家の窓ガラスを割ってしまうところから始まるお話です。
文助の「逃げろ」の声に思わず逃げ出してしまった千一郎ですが、その後、自分のまちがった行いに対して大いに迷い苦しみます。
その中で、近所の山田さんのお姉さんの正直な謝罪の行為に出会い、千一郎ははっとします。その翌朝、千一郎は真っ先に母親に話し、謝罪に出かけました…という内容です。
主人公の千一郎の気持ちに寄りそいながら、正直にすることのよさについて考えることができました。正直にすると、自分がすっきりするだけでなく、相手や周りの人の気持ちもよくなるという意見もありました。
これから、正直にするにはどんな気持ちが大切なのかを一人ひとりが考えて、授業を終えました。