今日は4年生が朝から遠足に出かけています。
大阪市立科学館に行ってプラネタリウムを見るのだそうです。
先日から4年生は月の観察をしていました。
今朝集合した時も、西の空に浮かぶ半月を見て出発していきました。
どんな学習をして帰ってくるのか楽しみです。
教育実習生の品川さんの授業風景です。
先生も子どもたちもがんばっていますね。
3時間目からは、6年生の平和の学習です。
お話してくださっているのは、和泉市にお住いの山本さんです。
北海道の根室に生まれ、夏は国後島、氷の張る冬は根室で暮らし、豊かで美しい自然に囲まれて育ちました。
小学校1年生の時に太平洋戦争がはじまり、根室でも大きな空襲が何度かあったのだそうです。
火の海となった町を親戚のおじさんや妹弟とにげまどい、たくさんの人の死を目の前で見てきたお話、空襲で顔が焼けただれ、口や耳からウジがわき、息をするたびにその白いウジが動いていたいとこのお姉さんの話などに、6年生のみんなは真剣なまなざしで聞き入っていました。
このような体験を話してくださる方は、今後どんどん少なくなっていきます。
戦争の体験を聞かせていただけることは、とても貴重な体験なのです。
もし、おじいさんやおばあさんで、戦時中に子ども時代を過ごしていらっしゃったり、まだまだ終戦後まもないころに幼少期を過ごして苦労された経験がおありの方がいらっしゃったら、そうした経験は今のうちに子どもたちに聞かせておいてあげてほしいと思います。
戦争をふたたび今の話にしないためにも。