今日は影絵劇団『かしの樹』のみなさんに来ていただいて観劇会を行いました。
3・4年生は『龍の子太郎』のお話でした。
影絵の人形の動きがおもしろくて思わず引き込まれました。
「登場人物の心のようすが人形の動きで表すことができていておもしろかった」と劇のあと、4年生の子が話してくれました。
最後には人形師のみなさんがスクリーンの前に出てどんなふうに人形を操っているかを見せてくれました。 1・2年生は『ピーターパン』のお話を見ました。 天井にまで映像が写り、思わず歓声が上がりました。フック船長のワニに気づかなかったシーンがおもしろかったです。
2年生に感想を聞くと「これからも家族を大切にしようと思いました」と話してくれる人がいて、そんな感想をもてることに感動しました。
5・6年生は宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』のお話でした。
この回は生でお話を語ってくださいました。
イルミネーションなどの演出のすばらしさや、お話と人形の動きと音楽がぴたりと合っていることに気づくことができるのは、さすが高学年だなぁと思いました。国語と総合で『プロフェッショナルたち』という学習をしている6年生は、劇が終わってから、生語りをしてくださった人形師の早坂りょうこさんにインタビューに行きました。
努力していることや大切にしていることなどを聞き取りしました。
「プロだけど、自分はダメだなぁと思うこともありますか」という質問に対しては「いつもまだまだできないないなぁと思うことばかりです」と答えてくださったあと「自分のダメなところは“のびしろ”だと思っています」とおっしゃいました。
すばらしい言葉だなぁと思って私もメモを取りました。