南池田小学校の木曜日の1時間目は、全学年全学級が道徳です。
どのクラスでもじっくりと考えて友だちと考えを交流する姿が見られます。
木曜日の1時間目は歌や楽器の音も聞こえてこないし、大きな声で本読みする声も聞こえません。しっとりとしっかりと自分や教材や仲間と対話をして、それぞれの道徳性をそれぞれに深めているのです。
担任の先生が授業することもあれば、交換授業として、他のクラスの先生や支援学級の先生が授業を受け持つこともあります。
これはいろんな先生が、多くの子どもたちと関わることによって、より広くこどもを見ていこうというねらいがあって取り組んでいることです。
そんなわけで、南池田小学校にとって、木曜日の1時間目はとても大切な時間なのです。
4年生の子が「合音、見に来てね!」と声をかけてくれたので、2時間目の後半、見に行ってきました。注釈はいらないかもいれませんが、合音とは合同音楽のこと。学年全体でする音楽のことを「合音(ごうおん)」と呼んでいます。今の時期は校内音楽会の練習をしています。
行ってみると、今日は4年生だけでなく3年生も一緒の合同練習でした。
4年生も演奏もとても楽しそうでよかったのですが、感心したのは4年生が演奏しているあいだ三角すわりで見ている3年生の態度です。
演奏中にがんばることも大切ですが、見ているときもちゃんと集中して耳をかたむけるということもまた大切なこと。
こうした鑑賞の態度を学ぶことも含めて音楽会なのだなぁと感じ入りました。
音楽会当日は子どもたちの鑑賞のようすも含めて、見てあげてください。
どんぐりの話の続き
芽が出たどんぐりを持ってきた3年生は、人があまり来ない土の柔らかい飼育小屋の隣にどんぐりを植えました。
今朝も水をやりに来ていました。
ちゃんと根付いてくれるといいのだけど。
今日は2年生がどんぐりを持ってきてくれました。サツマイモを植えていた畑に植えたようです。
このまま南池田小学校がブナ林になってしまったらおもしろいなぁ。