今日の1時間目は平和集会として、6年生が下級生の教室に行ってこれまで学んできた平和について伝えに行きました。
戦争中のくらしについてお話をしたり、絵本の読み聞かせをしたり、紙芝居にしたりして、広島で学んだこと、ピース大阪で学んだこと、原爆やその犠牲になった人や町について調べたことなどをわかりやすく伝えてくれました。
一方的に説明をするのではなくて、近くの人と話し合ってもらう時間を作ったり、クイズ形式にしたりして参加してもらうようにする工夫も見られました。 最後に「教室に飾って、平和を願う気持ちをもちつづけてください」と6年生から折り鶴のプレゼントがありました。平和集会が終わって6年生に感想を聞きに行ってみると
「みんなで協力して和気あいあいと準備ができたのは楽しく、きずなが深まったように思う」
「短い準備期間でこれだけのことができたのは自信につながった」
「自分たちで考えて、文章を作って、下級生に伝えていく中で、平和に対する考えがさらに深められた」
「戦争のことを伝えながら、自分たちの未来にも平和を築いていきたいと思った」
など、我先にとばかりに自分から思いを聞かせてくれました。
平和について学ぶ中で、一人ひとりがしっかりと成長することができたのだなぁと嬉しくなりました。
2時間目には5年2組で、4時間目には4年1組と2年2組でも平和学習の授業が行われていました。
5年2組では『かわいそうなゾウ』の絵本を読んでくれました。
「知ってる」という声も聴かれたのですが読みはじめると、引き込まれるように物語に耳を傾けていました。
「戦争さえなければ平和だと言えますか」という問いかけに、人を思いやる気もちの大切さに気づきました。
4年生は、学級の平和についてウェビングで話し合いをしていました。
ホワイトボードいっぱいになるほど話し合いができていました。
2年生も平和についてウェビングで考えを出しあいました。お昼にはたてわりDAYもあり、年賀状アートをみんなで仕上げていました。
平和集会のあとだからか、何だかいつもにもまして、教室の空気がやわらかいように感じました。