本日、令和2年度南池田小学校卒業証書授与式を行いました。
昨年同様、新型コロナウィルス感染防止のために、来賓や在校生のない卒業式でしたが、お天気にも恵まれ、とてもステキな卒業式になりました。
卒業証書授与の際、一人ひとりに「おめでとう」と(マスク越しの小さな声でですが)声をかけながら卒業証書を渡しました。
みんな、私の目を見てしっかりと、証書を受け取ってくれました。
わたしの「おめでとう」の言葉に、目で応えてくれる人、口の中で「ありがとうございます」を返してくれる人、私に聞こえる声で「ありがとうございます」と呟いてくれる人さまざまでしたが、みんなとても立派な態度でした。
心に心で返してくれるみんなのようすを見ていると、胸がいっぱいになってしまって、そのあとの式辞では、すぐに声を出せないほどでした。
証書の授与が終わり、式辞、PTA会長の祝辞、保護者の代表の方の謝辞があった後、卒業生からのお別れの言葉がありました。
コロナの前は、全員で呼びかけといった形で行われていた卒業生の言葉も、大きな声を出してはいけない、短時間で終えなければいけないというコロナ禍下のルールの下で、3人の代表の人がお別れの言葉を述べてくれました。
「コロナで友達と会えなかった日々のこと」「いけないと思っていた修学旅行遠足で最高の思い出ができたこと」「家族への感謝の気持ち」「中学校に行ってからの決意」などをお話してくれました。
その態度と声と言葉にまた胸がいっぱいになりました。
とても爽やかな青空のもと、小学校を巣立っていくみなさん 名残惜しそうに友だちと何枚も何枚も写真を撮りあっていました。小学校生活は楽しいこともたくさんあったけど、しんどかったことや思い通りにいかないこともあったかもしれない。
いろんな人との出会いや経験があって、今日のあなたがあります。
これからもいろんな出会いや体験を重ねて、ステキな中学校生活を送ってほしいと思います。
卒業生のみなさん、巣立ちのときです。
自分を大切に、仲間を大切に、家族を大切に、命を大切に、これからも力いっぱい成長していってください。
あなたの未来に、幸多かれと祈ります。
卒業おめでとう。