今日は2月3日。いよいよ2月になりました。今日は何の日ですか。
節分ですね。節分には何をしますか。
豆まき、太巻きを食べる、豆を食べる。なるほど。
おうちでも豆まきをするよっていうおうちはどれくらいありますか。たくさんのおうちで豆まきをしているのですね。
太巻きを食べるという人もいますね。縁起のいい方向「恵方」を向いて食べるので「恵方巻」と言います。今年の恵方は、そうです、西南西ですね。
3年生のみなさん、西はどっちですか。この南池田小学校から見て中学校があるのが西ですね。では南は。ということは西南西はこっちの方向ということですね。
今はいろんな恵方巻が売っていて、恵方ロールケーキなんていうものもあるそうですが、本来は、七福神という神様にちなんで七つの具材が入ってるものだそうです。
さて節分ですが、このような字を書きます。
節分の節は「季節」の節です。分は「分ける」と読みますね。節分とは「季節を分ける日」という意味なのです。
季節っていくつありますか。春夏秋冬で4つですね。
では季節はどこで分けられるのでしょうか。
それには太陽と地球が関係してします。
地球は太陽の周りを1年間かけて一周します。
地球は太陽に対して少し傾いているので季節によって、昼の長さが違います。
一番日が短い日のことを何と言いますか。
「冬至」だね。12月21日2学期の終わりごろがそうでした。
逆に一番お昼が長い日は「夏至」といいます。6月22日ごろですね。
では夏至と冬至の間、昼と夜の長さが同じになる日のことを何というか知っていますか。
祝日にもなっているので知っている言葉ですよ。
「春分の日」「秋分の日」ですね。
ご家族でお墓参りに行くというおうちもあるのではないかと思います。
この春分の日と夏至、秋分の日と冬至の中間、それが季節の分かれ目になります。
それぞれ立春、立夏、立秋、立冬と言ってもちろん4つあります。
このそれぞれの前日を節分というのです。だから本当は節分は年に4回あるのです。
行事として残っている節分は今日2月3日立春の前日の節分というわけです。
豆まきの時に言う言葉がありますね。「鬼は外、福は内」だね。
悪い鬼は外に出てもらって、よいこと「福」は入ってきてと願ってこう言うんだね。
鬼はどこにいるのでしょう。桃太郎なら鬼ヶ島、一寸法師なら京都の町、鬼滅の刃ならだいたい山の中にいるようですが、節分では自分の心の中にいる悪い心や、病気などのことを鬼と言います。
心の中にいる「わがまま鬼」「なまけ鬼」「いじわる鬼」「なきむし鬼」そういう悪い心の鬼を、今日の豆まきでしっかり追い払ってください。
あしたの立春から、季節は春に向かいます。
春には一つ進級して上の学年になります。6年生は中学生になるのですね。
残り2か月、しっかり1年のまとめをして、進級進学に向けて心の準備をしていってください。
これで今日の校長先生のお話は終わりです。礼。
今日の給食は、節分献立でした。 |